10/4 阿賀町でNIC健康セミナー 骨粗しょう症対策で健康寿命延伸
- ju-nose
- 10月6日
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医療や介護の専門家を講師に招いた「みんなの医療・介護 NIC健康セミナー」(新潟日報販売店グループ主催)が10月4日、阿賀町の町総合福祉保健センターやまぶきの里で開かれました。約50人が参加し、地域医療や、加齢により健康状態が衰える「フレイル」を予防する秘訣(ひけつ)について理解を深めました。

この日は、町に医師らを派遣し医療支援を行う、社会医療法人新潟臨港保健会の湊泉理事長のほか、同会が運営する新潟臨港病院リハビリテーション科の中村暢之さんと白井信行さん、阿賀町こども・健康推進課の飯岡裕子さんが登壇しました。

新潟臨港保健会は2013年から「へき地医療支援」として整形外科医らを派遣し、阿賀町鹿瀬診療所と上川診療所で診療やリハビリを行っています。
湊理事長は「阿賀町の医療を考える」と題し、町の診療所で外来を担当してきた整形外科医の立場から講演を行いました。
講演では、高齢者が要介護状態になる原因の4分の1は、骨折・関節疾患と指摘。原因となる骨粗しょう症について解説しました。
骨粗しょう症は加齢などにより骨の強度が低下し、骨折しやすくなる疾患。湊理事長は、全国の骨粗しょう症患者数は国民の8人に1人に当たる約1590万人もいるのに対し、治療率は1割以下と低いことを指摘し、「骨密度を測定して早めに見つけ、骨が折れる前に治療するのが大事」と強調しました。

第2部講演では、理学療法士の中村さんがフレイル予防のストレッチ体操を紹介しました。中村さんはフレイルについて、「健康な状態と要介護状態になる中間」と説明。適切に対処すれば健康な状態に改善できるとし、対策の一つとして関節の動きをスムーズにするなどの効果が望めるストレッチを指導しました。
見本は同じく理学療法士の白井信行さんが務め、参加者は首や肩、腰などを気持ちよく伸ばしていました。

中村さんは「反動をつけると筋肉を傷めてしまうので、ゆっくり伸ばしましょう」と注意を促し、会場を回って参加者の肩やひざに触れ、指導をする場面も見られました。

保健師の飯岡さんは、心の健康を促す演奏会付きのセミナーなど、健康づくりに役立つ催しについて紹介しました。
会場では、アイン北陸の協力で薬剤師による健康相談会も行われ、「血管年齢測定」や「物忘れ度チェック」を受けようと長い列ができました。
本年度のNIC健康セミナーは今回で最後となります。来年度の詳細は後日、新潟日報朝刊でお知らせします。


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