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9/20  上越市でNIC健康セミナー 今日から始める「骨の貯金」

  • ke-yamamoto
  • 9月21日
  • 読了時間: 2分

(2025/9/21)

 医療や介護の専門家から健康増進のヒントを学ぶ「みんなの医療・介護 NIC健康セミナー」(NIC新潟日報販売店グループ主催)が9月20日、上越市の高田城址公園オーレンプラザで開かれました。約50人が参加し、骨粗しょう症予防やすい臓がん治療について熱心に耳を傾けました。

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 今回のセミナーは「福祉・介護・健康フェアin上越」の同時開催事業として行われました。「みんなではじめよう! 骨コツ健康貯金」と題した講演には、上越総合病院の看護師、木村紗弥香さん、管理栄養士の山﨑隆史さん、理学療法士の村山智幸さんが登壇しました。

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 木村さんは「骨は生まれた時から同じではなく、作り変えられている」とした上、「骨を壊す細胞と作る細胞のバランスが崩れた状態が骨粗しょう症」と説明。「骨密度測定は痛みもなく、気軽に受けられる」と早めの検査を促しました。

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 また、山﨑さんは「カルシウムを多く含む牛乳や魚介類は体内への吸収率が高い。積極的に食べてほしい」とアドバイス。一方でリンを多く含む加工食品や食塩などは「カルシウムの吸収を阻害するので取り過ぎに気を付けて」と呼び掛けました。

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 村山さんは「骨は動かすことで強くなるほか、筋肉をつければ転びにくくなり、骨折のリスクを下げる」と運動の大切さを指摘。姿勢を矯正する「バンザイ運動」やスクワットなど、自宅でできる簡単なメニューを披露しました。

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 続いて同病院外科部長の平野勝久医師が「すい臓のこと、すい臓がんのこと」と題して講演しました。平野医師は、食べ物の消化を助けるすい液や、血糖値を下げるインスリンの分泌などすい臓の役割を説明。「生命の維持に非常に重要な臓器」と強調しました。

 その上で「すい臓がんの患者数は非常に少ないが、死亡率は高く治療は難しい」と平野医師。手術や化学療法(抗がん剤治療)、放射線療法、化学放射線療法を組み合わせた「集学的治療」が広く行われていることを紹介しました。

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 フェアの展示ブースでは薬剤師による健康相談もあり、多くの人が「血管年齢測定」と「物忘れ度チェック」を行い、自分の健康状態を確認していました。

 本年度最後となるセミナーは10月4日、阿賀町の総合福祉保健センターやまぶきの里で開催します。お近くの方は、ぜひご参加ください。 













 




 




















 
 
 

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