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スポーツ医学と私
(2026/1/6) スポーツとけがの少年時代 小学生では陸上、水泳と少年野球、中学ではバレーボールとサッカー、高校からはサッカーとスポーツに明け暮れ、ねんざや骨折など、けがが絶えなかった私は外科医の父親の影響を受けて新潟大学医学部 に行きました。そこでも サッカーに 没頭しながら 3度の骨折を経験し、卒業後は必然的 ? に整形外科の道に進みました。 新潟医療福祉大学 健康科学部健康スポーツ学科 大森 豪教授 スポーツ医学との出合い 新潟大学 病院 整形外科では「膝関節・スポーツ医学研究班」に属したものの、人工関節の研究で米国に留学。帰国後も大学で変形性膝関節症の臨床と研究の毎日でした。そんな中、新潟県サッカー協会医科学委員会 のメンバー に加えていただき、国体の帯同や国際試合の会場医事など、スポーツの現場に関わるようになりました。さらに、日本臨床スポーツ医学会に参加しスポーツ医学は整形外科だけではない広い学問領域であること、スポーツ選手の外傷・障害も多岐にわたり、治療と同時に予防が極め


明日野家が聞く・健活インタビュー「緩和ケア」
(2025/12/17) ちょっと気になるあんな病気、こんな症状ー。 明日野家の面々が県内の医師を訪ね、病気の特徴や治療、予防のポイントについてインタビューしてきました。明日からの健活にきっと役立つはずです。 緩和ケアこそ 終末期じゃない 生き抜くため 「がん」や激しい痛みを伴う症状がある病気にかかっている人は、「少しでも楽になりたい」と願い、治療に臨みます。そんな人たちに手をさしのべてくれるのが「緩和ケア」に携わる人たちです。新潟市民病院で医療チームとして患者と向き合う緩和ケア内科の田中萌生先生に、緩和ケアの大切さを聞きました。 たなか・もえぎ 2006年、徳島大学医学部卒業後、同大学病院麻酔科入局。08年、京都府立医科大学疼痛緩和医療学教室に勤務し、ペインクリニックと緩和医療を学ぶ。新潟大学医歯学総合病院麻酔科を経て、20年から現職。医学博士。日本緩和医療学会専門医、日本ペインクリニック学会専門医、日本麻酔学会専門医。


私と総合診療科
(2025/12/11) 私は新潟大学医学部を卒業し、内科となりました。専門は呼吸器内科で、20年経過した後、総合診療医として第二のキャリアをスタートしました。その後は呼吸器専門医と総合診療医の二足のわらじを続けて、昨年の春に大学病院の総合診療科を定年退職しました。現在は大学病院総合診療科の非常勤医師のほか、新潟県内複数の医療機関で、総合内科や呼吸器内科の外来を担当しています。 「総合診療科/医」は、だいぶ知られた存在になりつつありますが、内科、外科や小児科、精神科などの診療科と違って、よく分からないと思う方も多いと思います。日本では、約50年前に、従来のどの診療科とも直接の関係を 持 たず、いわゆる専門医療の谷間にあるため、十分な医療を受けることができない患者さんに対する医療として設立され、その後高度先進医療と併存しつつ「患者中心の医療」をその中核として発展してきたものです。新潟県では、21世紀に入ってから各種医療機関に総合診療科、ないしはそれに準ずる診療科が徐々に設けられました。 総合診療は、患者さんにとってその医療サービスを受けやすい


にいがた健活講座「食習慣」「リウマチ」(9月28日)
(2025/11/7) 県民の健康づくりを応援する「にいがた健活講座」が9月28日、新潟市中央区の新潟日報メディアシップ日報ホールで開かれました。「食習慣」「リウマチ」の各講座には多くの人が参加。専門家の話に耳を傾けながら、健康増進のヒントを探りました。 講座①(食習慣) 伝えたい おばあちゃんの知恵 料理家 佐藤 智香子さん 体調が悪くなったとき、薬を飲みますよね。薬が病気を治すものだとしたら、台所は病気を防ぐ場所だと私は思います。 亡くなった祖母は、いつも食べ物をたくさん台所で仕込んでいました。大人になって食に携わるようになると、おばあちゃんの台所にはすごい知恵がいっぱい詰まっていた気がします。 例えば、だし。料亭のようにかつお節をいっぱい入れて取るのではなく、水に煮干しが浸っている感じででも、煮干しのうまみで満足感が得られました。また、コメのとぎ汁でぬか漬けを作ったり、だしを取った煮干しをつくだ煮にしたりしていました。 食べることは心の栄養 世の中がどれだけ変わっても、人間が食べることは変わりません。食べる楽しみは心の栄


スポーツボウリング
(2025/11/7) 新潟県立津川病院の院長をしております原勝人です。私の趣味のボウリングの話を始めると本が一冊書けるほどと言いながら、いつも地域医療の話をしているので、今回はボウリングのお話をしたいと思います。毎年、ボウリングに熱中している医師が集結する全日本医師ボウリング大会が、10月の3連休に今年は三重県で開催されました。コロナ禍での3年間の中断はありましたが、令和5年より再開され、今回の全参加者は85人、新潟県からも私を含めた5人の選手団で参加してきました。結果は4人戦で新潟Aが準優勝、ダブルス戦で滝沢先生と塚田先生のチームが準優勝、9ゲーム年齢ハンデ込みの種目総合で私が6位入賞と、まずまずの結果でした。 県立津川病院 原 勝人院長 なぜ熱中するのか なぜボウリングに熱中するのかという話ですが、ボウリングは習熟すればするほど世界が広がる、非常に奥行きの深い


にいがた脳心センター開設記念市民公開講座「脳と心臓の声を聴く~いのちと生活を救う術(すべ)~」(9月28日)
(2025/10/31) 「にいがた脳心センター」開設を記念した市民公開講座が9月28日、新潟市中央区の新潟日報メディアシップ日報ホールで開かれました。脳や心臓など循環器病の専門家ら6人が登壇。抽選で選ばれた約200人の来場者が、疾病のメカニズムや治療、予防について学び、会場は熱気に包まれました。 にいがた脳心センター センター長(新潟大学循環器内科学教授) 猪又 孝元先生 県民の健康を守る大きな力に 脳卒中と心臓病を合わせた循環器病に対して、「この類いの病気になるのは仕方がない」という人ごと的な意識が、新潟県でとくに多く見受けられます。しかし、心臓病の終末期である心不全を考えても、実はいくつもの段階で対策が取れます。むしろ予防的な手立てが豊富な「やりようがある」病気なのです。 心臓はポンプの働きを担う筋肉を鍛えることができず、再生能力もないので、いったん傷むと元には戻りません。いかに心臓を傷めず、生まれ持った「貯金」で目減りを最小限にできるかが、心臓を長続きさせるこつです。 心臓が傷む代表である心筋梗塞は、心臓を養う冠動脈
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